何気ない些細なこと、とくに意識をしているわけでもないのにちょっとしたことでイライラしてしまう。
もしかしたらあなた、神経質ではありませんか?イライラの原因は病気ではなく、その過敏になりすぎてしまう気質にあるのかもしれません。
はじめに. 神経質でもメリットはある
神経質であるからこそ気疲れをしたりと面倒なことが多い一方、他人へ気遣いや空気を読む能力にたけていたりとメリットが多いことも事実。
なので、イライラを解消するというよりも神経質であることのメリットを生かしつつ、日常生活におけるイライラを抑えていけたらベストですよね。
これからご紹介するシーン、あなたはいくつ当てはまりますか。
01. きっちりが落ち着く完璧主義
仕事において完璧主義なのは素晴らしいこと。しかし、なにごともきっちりしていないと落ち着かないようであれば、それはこの社会において無理な課題です。
自分のことでもきっちりできなければイライラしてしまうのに、その完ぺきを他人や社会に当てはめようとすると、どうしても意に沿わない場面へ遭遇したときにイライラしてしまいます。
02. クオリティーを追求しすぎる
建築家やデザイナーなどクリエイティブな業界の人にとってクオリティーは重要な位置付けにあります。しかし、1pxのズレも許せない、チームメイトの作品が気にいらないなどクオリティーとイライラは紙一重のように思えます。
神経質な人ほど他人の仕事におけるあら探しをしがちです。そして、自分の理想どおりに仕上がっていなければ苛立ちも隠せなくなります。
03. ものごとを深く考える
神経質であることはリスク管理も行き届き、ものごとの判断も慎重におこなえるということです。
しかし、その反面でリスクを恐れるがゆえに計画的になりすぎたり、ふとしたことを深く考察したりと、自分で自分に負荷をかけていることも事実。
深く考えるほどに思考はネガテイブになりがちなので、きっと答えを見いだしたときの感情は高ぶっているはずです。
04. マナーを守ることは当たり前
神経質な私たちは、いつも社会的マナーに気を配っています。そして、マナーの悪い人を見た瞬間にはイラッとしてしまいます。
くしゃみや咳のエチケットを守らない人、スマホを見ながら食事をする人、禁煙場所でタバコを吸う人、大声で喋る女子高生など、街中へ出かければ必ずイライラの原因があるということです。
05. その一言を深読みする
ちょっとした言葉に苛立ってしまうのは、その言葉をそのままインプットするのではなく、言葉のウラまで考えてしまうから。
とくに、自分の嫌いな人や苦手な人の言葉は、わざわざ思い返して余計にイライラしてしまいます。
ちょっと引っかかっただけでも瞬時に深読みしてしまうので、どうしても苛立つことが多くなります。