01. 貯金の習慣を身につける
楽しいことの多い20代ですが、そんな時間もあっという間にすぎてしまいます。
月の給料を趣味や遊びに使い果たしてしまうのではなく「毎月○万円は貯金へ」と、貯金の習慣は20代のうちに身につけておくことが大切です。
毎月たった2万円の貯金でも60歳まで続けた場合、約96万円も貯まります。「備えあれば憂いなし」というように、貯金癖は若いうちにつけましょう。
02. 国の年金に頼らない
毎月支払っている国民年金や厚生年金、会社の給与から天引きの人は支払っている実感が少ないかもしれません。しかし、いま20代の人が60歳〜65歳になったとき、必ずしも支払ったぶんだけもらえるとは限りません。もしかしたら、年金制度が破綻して支給されなくなるかもしれません。
このような場合にそなえ、20代のうちから自分の老後は自分で守るというライフプランを考えましょう。
03. 医療保険に入っておく
20代のいま、入院や手術をするような病気にかかるイメージはあまり浮かばないかもしれません。しかし、歳を重ねるにつれて病気にかかるリスクは高まります。
そんな万が一のとき、一時金や治療費が支払われる医療保険は必要になってきます。貯金に余裕があれば別ですけどね。
でも、なぜ20代のうちに医療保険へ加入するべきなのか。それは、医療保険へ加入する際には必ず、健康状態に関する審査があるからです。
歳を重ねるにつれて通院歴や持病、投薬など、なにかしら病院へお世話になる可能性は高くなりがち。そんななか、「そろそろ必要かなー」と思い医療保険を申し込んでも、保険会社に加入を断られたり保険料が高くなったりと、なにかとスムーズにいかないケースが多いんです。
将来のことを考え、健康状態に自信のある20代のうちに医療保険へ加入しておくことをおすすめします。
04. 携帯電話とカードの支払いは確実に
月々の引き落とし、確実にできていますか?クレジットカードの支払日に残高不足でちゃんと引き落としができなかった… スマホの料金くらいちょっと遅れてもいいよね… なんてことがあれば要注意!
まず、クレジットカードの支払い履歴は、あなたの個人信用情報に記録されます。個人信用情報とは、ローンや割賦契約などの情報を集約したもの。もし、1度でも支払いが遅れると個人信用情報にはネガティブな記録が残り5年間は消えません。
スマホの料金も、内訳のなかに端末代金があれば、その多くは割賦契約(分割にて支払い)がほとんど。なので、先ほどのクレジットカードと同様、個人信用情報に記録されます。
このように、20代の頃から月々の支払いを確実にしておかないと、新しくクレジットカードが作れなかったり、車や家が必要になってもローンが通らなかったりと、ライフプランに影響が出てしまいます。
05. 貯蓄型の終身保険に入っておく
「まだ20代なのに終身保険?」と思うかもしれませんが、貯蓄性のある終身保険は若いうちの加入がおすすめです。
というのも、この終身保険は月々の保険料を積み立てていくので、30代で加入するよりも20代のほうが月々の保険料が安いうえ、おなじ死亡保障をうけられるからです。
また、先ほどの医療保険のように、健康リスクの少ないうちに申し込みをするほうが、スムーズに加入できるというメリットもあります。
06. リボ払いは利用しない
クレジットカードのリボ払いはとても便利!大きな買い物もリボ払いにしておけば、家計を圧迫せずにすみます。
しかし、リボ払いの手数料のほとんどは実質年率15.0%。カード会社が儲かる仕組みになっているんですね。
リボ払いは無理なく計画的に利用できる一方、支払いを続けていくほど多くの手数料を支払うことになります。なので、リボ払いを利用している人は一度残高を確認して、もし支払えるようであれば返済しましょう。
手数料という無駄な出費をつくるよりも、将来のために投資したり貯蓄へまわすほうが堅実的です。