ストーカーに好都合なSNSの写真、5つの注意点

以前、テレビ番組でこんな怖い事例を放送していました。
スーパーのスタッフに好意を抱いたお客さんが、SNSなどを駆使して自宅の住所を特定してしまう。そして、そのスタッフはストーカーの被害に遭ってしまいました。

複数の投稿を繋ぎ合わせれば、住所の特定は簡単

ツイッターやインスタなど、軽い気持ちで近況をアップすることが当たり前のなか、正しい知識とリスクを把握していないと恐ろしい事態を招く恐れがあります。

これまで何気なく投稿していた写真や内容が、ストーカーから狙われているかもしれません。それは、細心の注意を払わないと個人情報の特定は容易であるということや、ひとつの投稿では把握できない内容も断片的な情報を繋ぎ合わせるモザイクアプローチをおこなえば、あなたの名前や住所は簡単に特定できてしまうということ。

注意すべき5つの項目

自分では気をつけているつもりでも、知らないうちに危険をともなう投稿をしているかもしれません。つぎの項目に当てはまる投稿をしていないかチェックし、早めの対策を心がけましょう。

01. 自宅のベランダから撮影した写真

よくインスタなどで目にするこの画像、じつはとても危険です。ベランダから見える景色には自宅を割り当てる情報がたくさん潜んでいます。

例えば、遠くに見える建物やランドマークなどからおおよその方角や住所が特定できます。また、道路の形状や標識、ビルやマンションなどの建物、看板の文字に至るまで、自宅の所在地を特定できる情報は満載です。

景色の高さからマンションの何階なのかも推測できてしまうので、住宅密集地だからといって関係ありません。

02. 洗面所やお風呂で撮影した写真

あえてベランダからの景色を撮影しなくても、自宅の窓から見える外の風景で推測されることがあります。

また、洗面所やお風呂などで自撮りした画像もよく目にしますが、こちらも住所特定のヒントになってしまいます。
というのも、アパートやマンションは建築会社や築年数などによって同じ洗面所やお風呂場の設備を使用することが多いため。おおよその所在地を特定されてしまえば、この画像からマンション名を割り出されてしまうことがあります。

03. さまざまなものが写り込んだテレビモニターやガラス

「外の風景は写っていないから安心」と思っても、じつは自宅のなかも危険です。

リビングやダイニングには宛先の記載されたDMはがき、子どもの幼稚園のバッグ、店舗名や住所が記載された領収書やレシートなど個人情報のわかるものがたくさんあります。

「そんなもの単体で撮影しない」と思っても、テレビモニターやミラーなどに写り込んでしまうことがあります。

そのため、誕生日会や飲み会、ホームパーティーなどは細心の注意を払う必要がありますし、写真よりも動画のほうが写り込む確率は高くなります。

04. プリクラの落書きに注意

これまでは、写真に写り込んでしまった際の事例でした。しかし、プリクラに書く落書きこそ注意が必要です。

プリクラを撮影するときの多くは、記念を残したいとき。だからこそ、プリクラ内には足跡となる情報が盛り込まれてしまいがちです。

例えば、「3-C組!」「〇〇高校!陸上部」「〇〇メン」「〇〇ゼミ 懇親会」など、つい無意識に書いてしまった落書きには注意が必要です。

プリクラを撮影するときは、自分の所属している学校やサークル、地域や身近なものの名前の落書きは避けるべきです。

05. インスタは非公開でも全員フォロワーは信用できる?

インスタやツイッターはアカウントに鍵をかけて非公開にしたり、フェイスブックは投稿の公開範囲を友だちまでに制限するなど、プライバシーは守れていると思いますよね。

「自分のアカウントは非公開だから大丈夫」と思っていても、知らないうちに承認したフォロワーが業者やスパムであったり、悪意のある友だちがプライベートの画像をネットで利用しているかもしれません。

非公開アカウントだからと安心してアップしている画像が流出すると、個人情報の特定はもとよりさまざまな危険がともないます。

これまでフォロワーを見直したことがない人は、この機会に整理することをおすすめします。