優柔不断な男性の心理と特徴 なぜ自分で決められないのか

世の中に存在する3つの男

世の中には3種類の男がいます。普通で無難か、パリピで積極的か、優柔不断で頼りないか。

まず、普通で無難な男は付き合っていくうちに物足りなさを感じますが、派手さを好まないため浮気の心配が少なく、将来的に結婚を考えるのであれば安定した生活が望めます。

つぎに、パリピで積極的な男。このタイプはいつも刺激に満ちているので一緒にいて飽きません。しかし、友達同士のような楽しい恋愛が楽しめる一方で、安定さに欠けるなど相手の性格に振り回されがちです。

そして、優柔不断で頼りない男。自分で物事の良し悪しを判断できず、答えが二転三転してしまう。ゆえに気づかぬうちに周りを巻き込むなどストレスを与えることが多く、うまく付き合うにはコツが必要です。

自分で決めない2つの理由

お店やメニューが決められないのは優柔不断な男性あるあるです。たとえば、レストランを決めるとき「〇〇に行こうよ」と言うことはまずありません。そのかわり「なに食べたい?」「どこ行きたい?」と聞いてきます。この態度にいちいちイライラします。

そして、このケースにはふたつのタイプが存在します。

まず、けっきょく自分で決められないから相手に決めてもらうタイプ。このタイプは後悔や失敗を極端に恐れ、他人に責任を押し付けることが多い。ゆえに自分勝手でワガママです。自分の意見をうまく伝えられないのではなく、そもそも意見がないんです。決められないのではなく、決めたくないんです。すべて相手に決めてもらえば、もし失敗しても自分が責任を負うことはないからです。

つぎに、自分で決めるよりも相手の意見を尊重するタイプです。このタイプは優柔不断な一面がありつつもフェミニストで思いやりがあり、平穏と平等を好みます。たしかに「男ならはっきりしてよ!」と思いますが、まだ性格の一部だと受け入れられます。このような男性はルーチンワークが得意で、家事や育児など主夫に向いています。そして、相性がいいのはサバサバしている積極的な女性です。

頑固だけどブレブレの性格

目先のことは決められなくても、意外と自分の人生プランは定まっていることが多く、一度ピシッとハマったことは簡単にブレません。しかし、目の前の視野が狭く、他人の意見を聞くことができない頑固な一面もあります。

ある意味合理的で筋が通っているように見えます。しかし、客観的に見るとブレブレでどこかズレているんです。

たとえば、今はまだ結婚したくないと思っているのなら、そのことに関してはどんなに強く説得しても答えが変わることはありません。そこに明確な理由はなく根拠のない思い込みを信じ、それを正しいと感じているんです。

にもかかわらず、自分が信じた判断をして「やっぱりこっちのほうがよかった」と必ず口にします。きっと、どんな選択をしても満足することはなく、なにかしら後悔のタネを探してしまうんでしょう。

もし、この変なコダワリを持つことろに違和感を覚えるのなら、そんな彼氏と別れることも選択肢のひとつです。というのも、この性格の改善はとても嬉しいからです。

ちなみに、決められない性格はAとBを提示して強制的に選ばせる方法である程度改善できます。

優柔不断にマザコンが多い理由

優柔不断で頼りない性格の原因のひとつは幼少期の環境にあります。保育園〜幼稚園の小さなころは好奇心が旺盛で新しいことにチャレンジします。そこで多くの失敗をして学び、自信と可能性を広げていくんです。

しかし、「あれはダメ、これもダメ」「あっちは〇〇だから、こっちにしなさい」と子どもが自分で挑戦する前に母親が決めつけてしまうと、子どもの判断能力が育たず、失敗することを恐れてしまします。

これは、優柔不断な男性にマザコンが多い理由のひとつです。そして、彼女を母親のような存在に思うこと、母親のように頼りすぎることがあります。

デートプランを彼女に「決めて!」言う彼氏は、昔の「お母さんが決めてよ」の名残かもしれません。