イラっとこない?「させていただきます」という言葉

きっとこの記事にたどり着いた人は、芸能人がテレビなどで「〇〇やらせていただきました」「〇〇させていただきたいと思います」など、「させていただきます」という語尾に違和感を覚えているのではないでしょうか。

じつは、それは正解で、この場合の「させていただきます」は間違った敬語の使い方です

01. そもそも「させていただく」とは

自分のすることを相手の許可を受けておこない、そのことで恩恵をうける、また、その人へ感謝の気持ちがある場合に使われる言葉です。

02. では、よく有名人が使う「させていただく」は?

「この曲は僕が作詞させていただきました」「このレシピは私が考えさせていただきました」「本日で芸能界を引退させていただきます」「〇〇さんと飲まさせていただきました」。どうです?やはり違和感ありますよね…

そもそも、なぜわざわざ「させていただく」をつけて話すのでしょうか。その原因は、NHKの視点・論点でも取り上げられた「させていただきます症候群」にあるようです。

例えば、「〇〇をやらせていただいております」「〇〇させていただきました」と、テレビでよく耳にしますが、先ほどの意味に置き換えると、敬意をしめす相手がずれています。また、「食事させていただく」「お伝えさせていただく」も、そもそも誰に許可をもらったの?ということになります。

03. やっぱり「させていただく」に違和感のある人たちは多い

04. でも、私たちだって他人事じゃない!

ビジネスシーンにおいて、あなたも「させていただきます」の間違えた使い方をしているかもしれません。こちらの書籍 にも詳しく書かれていますが、「させていただく」ではなく「いたします」で十分な場合もあります。

「見積書のメールを送らせていただきました」「この機会にご報告させていただきます」
「見積書のメールをお送りいたします」「この機会にご報告いたします」

いかがですか?このように「いたします」のほうがすっきりしますよね。

先ほどの芸能人の例を自分に置き換えて、間違った「させていただきます」を使っていないか、今一度確認したいものですね。