お金を貯めたいならコンビニへ行くな

付加価値のあるコンビニは価格が高い

便利なものやニーズのあるもの、価値のあるものやめずらしいもの。もともとは100円の商品でも必要とする人が多ければ、それに付加価値が付き100円以上の金額で取り引きされます。

コンビニには「便利」という付加価値があります。ちょっと街中を見渡せばコンビニがあるように、行きたいときに行ける環境にあります。また、24時間営業しているのも大きな付加価値です。

例えば、スーパーでは78円で売っているドリンクも、コンビニの場合は便利さという付加価値がプラスされた金額で買わなければなりません。

ディズニーランドでペットボトルの水が300〜500円で販売されているのも、これと同じです。

その差額を貯金すれば、いずれ大きな金額になる

このように、コンビニを多く利用する人は、この付加価値による差額を多く支払っていることになります。

お金が貯まらないのは、本来なら480円で買えるものを700円も支払って手に入れているから。その220円の差額なんて大したことないと思いがちですが、積もり積もれば大きな金額に膨れ上がります。

その差額を支払わないよう心がけて、余ったお金を貯金に回せば毎月お金が貯まっていきます。

銀行の手数料は元本割れの原因

銀行ATMの手数料もそのひとつです。私たちは銀行にお金を預けていますよね。銀行はそのお金で融資や株式投資などの金融サービスに利用されています。

となれば、銀行にお金を預けてあげているという言い回しのほうがしっくりくるかもしれません。

例えば、私たちが銀行に預けたお金を、銀行はカードローンとして年利14%の高金利で貸し付けています。なのに、私たちの預金には金利がほとんど付きません。

このように、私たちが働いて得たお金を銀行へ預けてあげているのに、利息はほぼ付かない。ましてや、ATMで現金を引き出す際に手数料を取られていては元本割れしてしまいます。

マイナス金利の影響もあり、コンビニATMを利用するということは、より高い確率で手数料を支払うということです。これも、積もり積もれば大きな金額になりますし、本来支払わなくてもいいお金のひとつです。

小さな出費の多い人は、お金が貯まらない

お金の貯まらない人は、100円200円といった小さな支出を繰り返しています。そして、「たった〇〇円だから大丈夫」とあまり気にしていないようにみえます。

例えば、100円均一へ行くとついつい無駄なものまで買ってしまう。そのたびに、「まぁ100円だしいいか」と思ってしまう。しかし、そのときは100円200円を支払っただけでも、振り返ったときには大きな金額になっています。