相手のリズムが読み取れない

キスは波長がすべてです。急に唾液を入れてきたり変なリズムで舌を動かされては、気持ち悪いだけでなく大好きな彼氏でも一気に気持ちが冷めてしまいます。

キスは技術よりもセンスと感覚のほうが大切で、気持ちいいと思えるキスはたいてい波長が合っています。

それは、フレンチキスからディープキスに移行するタイミングから始まっています。

キスの波長が合わなければ、センスや感覚のリズムが合わないということです。本能的なレベルで相性が合わない可能性も否定できません。

こういったケースでは、彼氏のディープキスが気持ち悪いと感じることもしばしば。もしかするとあまり好きではないのかもしれません。

キスはコミュニケーションなので、普段の会話と同じようにコミュニケーション能力も必要です。会話のキャッチボールがうまくできる男性であれば、キスのリズムも相手に合わせてくれます。

経験がない、または浅い

ポルノサイトを見すぎて女性の気持ちいいキスがわからなくなった男性は、むやみやたらに舌を動かしたり唾液でぐちゃぐちゃにするディープキスをしがちです。

ムードすら台無しにするのに、自分では「俺のディープキス、イケてるだろ？」と勘違いしてしまう残念なパターンです。

それは、アダルトビデオに出演する女優がみんな揃って興奮しているので、普通の女性が何を求めているのかがわからず、現実とファンタジーのズレが生じているからです。

こういった男性はディープキスの経験がなかったり、そもそも童貞であることも多く、まだ本当の女性を知りません。

しかし、まだ経験のない少年であることは何色にも染められるわけなので、ここは女性がリードして教えてあげることが大切。そうすると、これまでに経験したことのない最高のキスが味わえるようになることもあります。

その場の空気が読めない

唾液でベチョベチョにされる、歯がたくさん当たる、犬のように舌で唇のまわりを舐めまわされる。キスが下手というより狂気的な行動をとる男性は、キス以外の日常生活でも疑問に思う言動をしがちです。

もし彼氏がこのような状況であれば、きっと相手がキスを嫌がったり拒否してもそのことに気づいていません。それは、自分のキスは変で、自分はキスが下手だと思っていないことや、そもそも相手の仕草がわからないからです。

こういった男性は、その場の空気や相手の気持ちを読み取ることが苦手です。また、普段から考え方が少しズレていると感じることもあるかもしれません。

そして、キスを上達させる方法は、彼氏の性格や考え方を変えることと同じで正直とても難しいです。別れることも選択肢に入れておくと気がラクです。

性に関するセンスがない

キスくらい上手くできなければ、その先も期待できません。キスもセックスも相手のセンスによってどうにでもなるからです。

たとえ技術が上手くても行為そのものにセンスが感じられなければ、なかなか気持ちまで満たされません。

いま相手が何を求めているか、自分が何を求められているかを判断でき、それを自然な流れで実行できるかどうかがキスやセックスにおけるセンスです。

キスもコミュニケーションなので、会話が弾んだりユーモアのある男性はキスがうまいものです。逆に、会話が続かなかったり話がつまらい男性はキスが下手です。

すべての人にファッションやデザインのセンスがないように、キスやセックスなど性に関するセンスも人それぞれです。こういった場合はむずかしく考えず、素直に受け入れたほうがラクです。