収入が多ければ貯蓄額も多いと思いがちですが、じつはそうではありません。たとえ平均年収以下であっても、貯蓄額の多い人はたくさんいます。
では、お金の貯まらない人にはどんな特徴があるのでしょうか。この記事を読んで心当たりがあるようであれば要注意!さっそく見ていきましょう。
01. 1日1回以上、コンビニへ行く
お金の貯まらない人ほど細かな支出が多いもの。なかでも、コンビニの商品は便利だからこそ価格設定が高め。スーパーで買えば60円のミネラルウォーターも100円近くします。
朝はコンビニで100円コーヒーを買い、のどが渇いたら自販機でお茶や缶コーヒーを。1回あたりの支払額は数百円なのであまり無駄遣いした気持ちにならないかもしれません。しかし、100円のコーヒーは1ヶ月(20日間)で2000円、コンビニ弁当であれば約1万円の出費です。
コンビニの100円コーヒーやペットボトルのドリンクなどは、自宅でつくったものを水筒やタンブラーに入れて持ち歩けば出費は抑えられます。
細々とした出費を積み重ね、それを年単位で計算すると、数万円ほどの大きな金額に膨れあがります。このように、お金の貯まらない人は、細かな支出を積み重ねる無駄遣いをしているのです。
2. 現金の引き出しはコンビニATMが多い
現金が必要になったときにさくっとおろせるコンビニATM。しかし、コンビニATMの利用が多い人は要注意!マイナス金利の影響もあり、現金引き出しの手数料はあなどれませんし、この部分に無頓着である人ほど、本来なら支払わなくてもいいお金をわざわざ支払っているということになります。
「手数料っていってもたかが100円ちょっとじゃん」という考えが、無駄な支出を増やしていくのです。
3. 必要なものでも、なんとなく買う
「ながら買い」これも浪費を増やす原因のひとつ。スーパーで食品を買いに行ったのにお菓子やケーキもついつい買ってしまう… また、3割引・半額といった割引シールに惹かれてつい買ってしまう… 期間限定の商品に弱い… これでは、無駄な支出で食費を圧迫してしまいます。
ネットショッピングでもそうですが、セール品やポイント○倍につられて不要なものを買ってしまわないためには、以下の2点を心がけましょう。
- 1. 事前に買うべきものをピックアップしておく
- 2. レジへ行く前にカゴへ入れた商品をもう一度見直す
4. 銀行口座をたくさん持っている
メーンバンクに加えネットバンクや給与口座など、必要に応じて開設するあまり増えてしまいがちな銀行口座。自分のなかでしっかり使い分けていれば良いのですが、複数の口座があると資金の把握が難しくなります。
お金の貯まらない人ほど、どの口座にいくら残高があるか把握できていません。それがゆえに、無理な買い物をしてしまったりクレジットカードの引き落としができなかったりと不便も多いもの。
複数の銀行口座の残高をちゃんと把握するには、銀行口座と連携できる家計簿アプリがおすすめ!無料で利用できますので一度ダウンロードしてみては。
5. ちょくちょく少額の現金を引き出す
ちゃんと給料もらっているのに、預金口座の減りが早いってことはありませんか。そんな人にみられる共通点は、3000円・5000円といった少額での引き出しが多いということ。
「この服ほしいけど手持ちのお金では足りないから、そのぶんを引き出してこよう」「今夜の飲み会のぶんだけおろしておこう」なんていう細かい引き出しが貧乏残高の原因かもしれません。
このような、数千円単位での細かい引き出しを減らすためには、1ヶ月の現金支出を把握したうえで、毎月1回決まった金額をまとめて引き出すようにしましょう。
そして、引き出した額が2万円なら、今月はその範囲内でやりくりすると決めれば節約にもつながります。
まとめ
要するに、なかなかお金が貯まらない人ほど、細かい支出が多いということですね。まずは、1日のうちに自分が何にいくら使ったかを把握することから始めてみてはいかがですか。