人生がうまくいかない疲れたときの考え方 きっとこれでうまくいく

人生はうまくいかないもの

「人生疲れた、何をやってもうまくいかない」そう思っているあなた。

安心してください。そもそも人生はうまくいかないものです。

大なり小なりみんな表に出さないだけで、誰もが同じような境遇にぶち当たります。そして、そんなときに誰もが同じテーマを掲げます。

「なぜ自分の人生はうまくいかないんだろう」と。

それは昔からずっとなのか、仕事や恋愛でうまくいかない出来事が重なったのか時期なのかはそれぞれですが、理想の自分とのギャップを感じながら生きているのはみんな同じです。

わたしの人生はとても辛いものでした。しかし、うまくいかない日々だったからこそ、なんとかして理想に近づけるように努力しようと思い、いまがあります。

理想が素晴らしい人生、現実はそうでもない、そのあいだを埋める日々が人生なのです。

焦らずゆっくりコツコツと

マイペースでいいんです。ゆっくりでも毎日やることをこなしていけば、一歩ずつ前に進んでいきいつか必ず結果が出ます。

逆にたくさんのことを急いでこなしても、途中で歩みをとめたらそれまで。ウサギとカメのカメであることが人生には大切です。

わたしは将来の夢を思い描いた時点でその夢は叶うと思います。

たとえば、もし小説家になりたいとします。すると無意識のうちに小説に関する書籍を読み、記事を探し、関連する人との出会いを探しているのではないでしょうか。

たとえゆっくりでも自分の軸をしっかり持っていれば、人生はそうつまらないものではありません。

ときには旅に出かける

仕事に恋愛に人生に疲れたら、目の前のことは横に置いて遊びに出かけましょう。

疲れたということは行き詰まっているということ。行き詰まったのであればその詰まりを取り除かなければなりません。

人生に疲れたと精神的に疲弊してしまいがちな人は、真面目で逃げることができない性格です。

目の前のイヤな出来事から目を背けることは、けっして悪いことではありません。

前へ向くために必要なんだと心に留めて、思い切ることも大切です。

たとえば仕事が辛い、上司のパワハラに耐えられない、大好きだった彼氏に振られた、何もかも嫌になった、仕事がなくなってお金に困ってしまった。

目の前の行き詰まった景色ではなくまだ見ぬ新しい景色を見たことで、のちに問題が解決することもあります。

一時的にラクになる道を選ぶことはとても大切なんです。

ありのままを受け入れる

たとえ人生がうまくいかなくても、その原因や出来事をあえてそれを受け入れてみる。すると、不思議と希望が見えてくることがあります。

たいして仕事もできないし、顔だって自信がない。年収は低いしこれといった資格もない。

かたちは違えど人はみなコンプレックスのかたまり。しかし、それをマイナスに思い続けるか素直に受け入れるかでは、おなじコンプレックスでも全く違ってきます。

すべてが完璧に見える人でも、誰にだって受け入れたくない自分が存在します。

そして、それはその人もあなたも皆平等に存在し、見方を変えれば個性。

日本では他人に合わせなきゃいけないという風習がありますが、海外では他人と違って当たり前です。そして、自分が短所と思っていることは、客観的に見たら長所かもしれません。

たとえば、仕事は不器用かもしれないがあなたの優しさに救われている人がいるかもしれない、年収が低いのは転職するチャンスでもある。

どんな短所も裏を返せば素晴らしい長所であるということ、そしてそれを受け入れることで心がスーッとラクになります。

まずは、いまの自分のありのままを受け入れることからはじめてみましょう。

新しい価値観を感じる

わたしたちのライフスタイルは、ほとんどがルーティンです。その結果、行動、考え方、価値観、危機管理、さまざまなものが凝り固まってしまいます。

柔軟な思考や行動から生まれるライフスタイルをおくっている人って、とても魅力的に見えませんか。

そのためには頭の中を一旦リセットして、さまざまな価値観を理解する必要があります。

その方法として海外旅行がとてもおすすめです。

なぜかというと、日本では当たり前のことがそうでないということ、斬新な建造物、心奪われる芸術、ガイドマップでは伝わらない魅力的な名所、その国々のライフスタイル。見るもの、感じるものがすべて新鮮だからです。

ルーティンのライフスタイルは視野を狭くしていまいがち。新しい刺激を受けることで、新しい考え方、新しい価値観、新らしい目標が生まれ、また違う理想も生まれるかもしれません。

大きな目標をつくる

わたしたちは毎日おなじ仕事を繰り返すと、なにが楽しいのか、こんな人生など意味がないのではと無気力かつ悲観的になることがあります。

そんなとき、理想と現実のギャップに気づき、なかなか自分のものにならないもどかしさを感じてしまいます。

しかし、そう思うのは人生の目標がないか曖昧だからです。

たとえば10年後にバンドマンとしてメジャーデビューする目標がある。そのためには軍資金を貯めなければならない。その軍資金を貯めるために必要なアルバイト。だからいまのこの生活が苦ではないと思えるんです。

ひとつずつでも何かをこなしていけば達成感を得ることができ、人生にハリがでます。すると、知らないうちに上手く回り始めるわけです。

まずは、新しい大きな目標を描いてみてください。

海外移住したい、タワーマンションに住みたい、田舎に大きな一軒家を建てたい、英語と中国語をマスターして世界を股にかけたい。

他人に話せばバカにされるようなことでも全く構いません。その夢を思い浮かべると思わずワクワクしてしまう、その気持ちが人生を楽しむ原動力になるからです。

そして、その大きな目標を何年後に達成したいのかを決めます。そこから逆算して、その目標を達成するには何をすべきなのかをリストアップします。

必ず大きな目標は3年、5年、10年のスパンでかかげてください。

理想の自分を手に入れる一番の近道は長期的なスパンで目標を掲げること。できるだけ早く手に入れる方法を考えるのではありません。

アマゾンは創業以来ずっと赤字経営でした。

アマゾンが目指していたのは、顧客第一主義。それを実現するには莫大な費用がかかり、どうしても赤字になってしまいます。しかし、それも計算のうち。その目標を実現するためにはたとえ業績が赤字であっても、コツコツと顧客満足度を上げる努力をしていれば最終的に目標は達成されるという信念があったからです。

そして、いまは世界を代表する企業に成長しました。

どんな大きな目標でも、そこに向かって1日1日コツコツと実践していくことで、自ずと道は開けていくということです。

スマホと距離をおく

スマホはとても便利です。でも、便利がゆえにわたしたちの生活はスマホに支配されているといっても過言ではありません。

その、スマホ中心の生活から離れて一度リセットしてみましょう。すると、頭の中が整理され、本来の大切なものに気付き、もっと物事を客観的に見れるようになります。

そして、いままで気づかなかった素晴らしいモノ、コト、ヒトにであえるはずです。

例えば、探しものをSiriに頼るのではなく、自分の目を頼ってみましょう。目的地までをルート検索するのではなく、看板を探したり人に聞いたりして目的地を目指しましょう。

そうすることで新しい発見や気付きがあり、それが将来の自分に必ず活きるのです。

「いま」を体と心で感じることで、本当に大切なものに気づくことができます。

今ある幸せを感じる

人生がうまくいかないと思うなかには生活に不満を抱える気持ちもあるのではないでしょうか。

まずは、自分が持っているものを当たり前と思わず、いまあるものや環境を生かして一歩ずつ進んで行きましょう。

といわれても、わたしたちは他人を見てうらやましく思い、自分にはないものを持っている人に嫉妬します。いわゆる隣の芝生は青いというやつですね。

たとえば、軽自動車を持っている人はメルセデスベンツを運転している人を見てうらやましく思います。

メルセデスベンツを運転している人は自家用ヘリで移動する人を見てあこがれます。

しかし、自転車しか持っていない人からすると、軽自動車があるだけでとても恵まれているわけです。

また、いまは嫌気がさしている日本の環境も、アメリカ旅行へ行くとどれだけ恵まれているのかと実感するかもしれません。

たとえば治安が悪いから夜中に一人で外出できない、公衆トイレが不衛生、サンドイッチを食べるだけでもチップを含め10ドルもするなど、一見華やかに見えるアメリカも実際に生活するとなるといまの環境のほうがずっといいと思えることがあるからです。

新しい景色を見てこれまでの環境が恵まれていたと実感するのなら、もっともっと人生を噛み締めたいと思うようになります。

そして、いまあるものや環境は当たり前ではありません。また、それを利用していくらでも人生の可能性を広げることができます。

完璧を求めない

100%を目指す完璧主義は心身ともにすり減らしながら、人生の多くの時間を『完璧』に削られています。

人生がうまくいっている人は、物事の妥協点を知っています。

けっしていい加減ではなく「ほどほど」を知っているからこそ、毎日を楽しむことができています。

自分をすり減らすことなく他人にも迷惑をかけない。頑張りすぎる人にはテキトーくらいがちょうどいいかもしません。

「ありがとう」の気持ちを忘れない

人生が疲れたときこそ精神的に余裕がありません。すると、他人に対して批判的になり、心の底で攻撃しています。

しかし、そんなときこそ感謝の気持ちを忘れてはいけません。それは、誰かに対してだけでなくモノや出来事に対してでも。

人生がうまくいっている人はいつもどんなときも、心の奥底に「ありがとう」の気持ちがあります。

そして、いつも謙虚でいることも忘れてはなりません。つねに周りの人へ配慮し、どうすればいいか判断に迷ったときは自分のためではなく、相手のための選択をします。

そうすることで、やがては自分へ有益なかたちで返ってきます。

なにかに感謝すること、謙虚な姿勢でいること。これは自分の心を豊かにし人間関係も良好に築きます。こういった姿勢の積み重ねが人生をうまく回していく秘訣です。

相手を変えようとしない

まず、他人は変わりません。

そんな当たり前のこともよくわからなくなってしまうことがあります。

自分の周りにいる友人、家族、恋人、同僚、上司。意に沿わないこと、気に入らないこと、「なんでそうなるの?」と思うことは日常茶飯事です。

しかし、そう思ったところで、それを指摘したところで、相手は変わりません。そんな相手の嫌なところも受け入れることができれば、ずっと心はラクになります。

物事がうまく進まない、あるいは常にストレスを感じている人ほど、その相手を変えようとする特徴があります。

しかし、結果として相手は変わりませんからその労力が自分への負荷になり、相手との関係もネガティブな方向へ進んでいきます。

人生がうまくいっている人こそ、人間関係は相互関係ということを理解しています。

シンプルに考える

人生は壁にぶつかって当たり前。そんなとき、頭のなかはどうしても複雑になりがちです。

しかし、どんなときでも答えはいたってシンプルです。

長い人生のなか人との出会い、別れ、病気、失恋、結婚、離婚、さまざまな出来事があります。わたしたちはそのたびに「なんでこうなったんだろう」と思い、あれこれ複雑に考えてしまいます。

しかし、過去を振り返ってみてください。あのときあんなにアレコレと考える必要があったのでしょうか。うまくいくこともいかないことも、すべてはそうなるべきだったのです。

人生に疲れた、人生がうまくいかないと思っても、あなたの人生はひとつで答えもたったひとつ。あれこれ複雑に考えたってなるようにしかならないということです。

そして、振り返ってみれば人生はいたってシンプルであると気づくはずです。

簡単な計算式で答えの出る問題も、難しく考えすぎては答えを出すのに時間がかかってしまいます。

シンプルに考える思考力は、毎日の楽しい時間を増やしてくれます。

そして、人生を楽しんでいる人ほど、人生はシンプルだということを認識しています。