すべてはキスでわかる
わけのわからないキスをする男性は、たいていセックスが下手です。なかでもディープキスが下手なのは致命的です。
そもそもディープキスのやり方がわからない、舌を入れることができない、舌を入れようとするが唇や歯をペロペロと舐め回す、ブチュブチュと汚い唾液の音を鳴らす。
このようなキスをする男性にセックスは期待できません。きっと心当たりがあるでしょう。
セックス下手のタイプ
経験が少ない
童貞やセックスに不慣れな男はムードや前戯というものがよくわからないうえ、相手を気持ちよくすることまでの余裕がありません。
たいてい彼氏のセックス下手にストレスを感じている人はこのタイプでしょう。
テクニック以前にそれぞれのやり方がわからない、徐々に高まるムードがわからない、急に下半身を触ろうとしてくる、挿入のタイミングをはきちがえている。
その原因は、まず経験不足であること。そして、セックスに自信のない自分が恥をかかないためにしているということ。もしそうであれば経験回数を重ねるごとに上達するでしょう。しかし、そもそもセックスのセンスがなければ、それはむずかしい問題です。
ちなみに、童貞であるかの見分け方は穴に迷わず挿入できるかどうかです。
自己チューな性格
これまでモテてきたであろうイケメンも、まったく気持ちよくないセックスをすることがあります。それは、つねに受け身であることや相手に要求するばかりのオラオラセックスです。
これはセックスが下手というよりも、終始「?」で終わる、不快、苦痛といった違うストレスでしょう。
その背景には、女性に苦労していないあまり自己中心的なセックスで自分が満足してきたという間違った成功体験があります。このタイプの男性はこういったセックスが習慣になっているので、なかなか改善することが難しいです。
AV=リアル
エロ動画の見過ぎでAV男優のマネをすればAV女優とおなじように気持ちよくなってくれると思い込み、苦痛であるほどの行為を平気でおこなってしまうタイプ。その勘違いには経験回数の少なさやブランクが影響してきます。
本来ちゃんとセックスの経験をしていれば、どうすれば女性が気持ちよくなるかを考え、それを実践する術が身についているはずです。
セックスの経験が少ないなかアダルト動画を見すぎると、偏った価値観を生む原因に。すると、セックスのやり方を間違えても気づきにくくなります。また、挿入時にイクこと、いわゆる膣内射精ができないケースもAVによるオナニーに原因があります。
必要なのは観察力とセンス
セックスには相手や状況を察し、いま何が求められているかを瞬時に把握する能力と、ただシンプルにセンスが必要です。割合でいえば3対7といったところでしょうか。
セックスは恋愛のうえで愛情を再確認する行為のひとつで、お互いに気持ちよくし合うことに意味があります。
観察力がない男性は女性を気持ちよくすることなどできませんし、センスがなければつまらないセックスで終わります。なかでもセンスは感覚に近いものなので、残念なことにあなたが努力して改善できるものではありません。
まずは3回ヤッてみる
彼氏のセックスが下手すぎてイライラしている人も、まずは落ち着いて3回までは様子をみるようにしましょう。最初のセックスが絶望的でも、まだ将来を悲観することはないというわけです。
それは、初めての相手だからと緊張していたり、セックスが経験不足で慣れていなかったり、そもそもセックスが初めてかもしれないからです。
まずは回数を重ねて相手の様子をうかがうことが大切です。また、手や言葉でしてほしいことを誘導してあげると、セックスのスキルが磨かれてエッチ下手が解決することもあります。
演技をしてはダメ
彼氏を傷つけないように、またムードを盛り上げるためにと演技をしては絶対にダメです。
それは、ただでさえ楽しくないのに演技をしていては相当な労力がかかりHに疲れてしまうこと。また、演技をすることで男性は自分のテクニックで相手が気持ちよくなっていると勘違いしてしまい、一向に改善しないまま悪循環になってしまうからです。
セックスにおいて演技は残念な行為。本当に気持ちよければ自然と声が出るはずですし、多少の味付け程度ですむはずです。セックスに必要な相手に尽くすという意味は演技ではありません。
話し合うか別れるか
もし、4回目のセックスでも下手のままであれば、それはその男性にセックスのセンスがないのでしょう。
いろいろ教えてあげることもできますが、女性からエッチの指導をうけると男性のプライドが傷つき、関係の悪化につながりかねません。一番の理想は、お互い腹を割って話し合うこと。お互いにダメージを受けながら事実を認識することで、関係がこじれることを防ぎます。
しかし、セックスの7割はセンス。残り3割の観察力はいろいろ彼女から教えてもらったうえで経験を積めばなんとかカバーできますが、センスはどうしようもありません。いさぎよく別れることも自分のためだと、選択肢にいれておきましょう。
セックスはとても重要
きっと、この記事を読んでいる人は恋人とのセックスは付き合ううえで大切な要素のひとつと考えているでしょう。きっと、それは彼氏もおなじでしょう。
しかし、それゆえにセックスにおけるコンプレックスや求める理想が高く、深く悩んだりストレスを溜めることも事実です。
これはわたしがそうでした。セックスが楽しければ彼氏のことがもっと好きになりますが、逆につまらないセックスをさせられると気持ちが一瞬で萎えてしまいます。
完ぺきな男はいない
イケメンで性格も優しくて理想の彼氏だった。なのに、初めてセックスしたら幻滅した。じつはこれはよくあるケース、そもそも完ぺきな人間はいないということですね。
ほかが完ぺきだからセックスに欠点がある、なんとも皮肉です。しかし、セックスだけ目をつぶればなんとかなると思えないこともありません。
結婚が最大の悩み
将来の結婚となると話は違ってきます。たいていの人は結婚してもセックスなんて数年後にはほとんどしなくなるといいます。老後に仲良く暮らせるような相手ならいいかもと思いがちですが、それは老後まで離婚しないで続いた場合の話ということを忘れてはなりません。
セックスに不満があると新婚にもかかわらずセックスレスのリスクが高くなります。はやく子どもができればいいですが、そこまでの道のりが大きなストレスとなり、新婚当初から結婚生活につまずいてしまいます。
セックスレスで関係が悪化し離婚するケースは多くあります。セックスが下手な彼氏、そのストレスや悩みは将来の不安が引き起こしているのかもしれません。