その男の精神年齢が低い原因
母親から過保護に育てられた
精神的に疲れるほどに幼稚な彼氏、なぜこんなにも考え方が幼いのでしょうか。その原因のほとんどが幼少期にあります。
とくに、子どものころの母親との関係は大きく、なかでも毒親に育てられた男性は大人になってからも幼稚で幼い考え方を持つ男性になりがちです。
というのも、いつも過度に干渉されて育てられたために、自分で何が良くて何が悪いという判断ができません。
また、過保護な母親に育てられた子どもは、十分に愛情を受けたと感じていないのが現状。そのため、普通ならしつけの一環として『イイ』『ダメ』と母親から教えられたことは学んでいくのだけれど、このような場合のしつけはただのストレスでしかなく、まったく頭に入ってきません。
過干渉の母親に育てられた男性は、世の中の常識がよくわからないまま大人になってしまいます。そして、普通なら社会に出て学び得ることも、そういった『学ぶ』習慣がないので、まったく成長しないまま子どものような大人になってしまうのです。
親に甘やかされて育った
ごく一般的な家庭環境であればアメとムチを使い分け、すべてに『甘い』ことはなかなかありません。
しかし、両親が共働きで祖母に育てられた、裕福な家庭で家政婦がいつも面倒をみてくれたなど、ちょっと普通とは違う家庭環境のもとで育った男性は、こういった『甘え』の習慣が身についていることがあります。
親に甘やかされて育った男性にもっとも多い特徴は、とにかくわがまま。自分の思い通りにならないと感情的になり相手に怒ることで自分の要求を通そうとします。
また、自分で努力をすることが、苦手でラクなほうへ逃げたりお金で解決する特徴もあります。
待ち合わせ時間を守る、会社でのストレスに耐えるなど、社会人としてごく当たり前のこともまるでワガママな幼稚園児のように破ってしまいます。
親に甘えられずに育った
まるで赤ちゃんのようにダダをこねる、赤ちゃん言葉で接してくる。まるで自分はこの人の母親なのかと思ってしまうほど幼すぎる彼氏は、子どものころ満足に母親に甘えられなかったのかもしれません。
幼稚園を卒業するくらいまでは、まだ自分の存在や世の中のことがよくわからず大きな不安を抱えています。その不安を解消するために意味もなく甘えたりワガママを言って困らせたりします。
そのたびに母親から愛情を受け取り「自分はここにいていいんだ」と安心するんです。
しかし、幼少期に満足に甘えられなかった男性は心のどこかでつねに不安を抱え、他人との距離感をうまく保つことができません。
一度こころを開いた人にはまるで自分の母親のようにすべてを託し、昔手に入れられなかった安心を求めます。
想像を超えるほどに精神年齢が低い、すべての行動が幼稚で赤ちゃん並み。このような相手に注目させ困らせるような行動をし、かまってもらうことで「自分はひとりじゃない」と安心しているんです。
そして、本来なら幼少期で必要だった母親に甘えるという行為を、大人になったいま、恋人の彼女にしているんです。
これはただ単に子どものころ母親に甘えられなかった反動が、いまこの時期にきているというだけではありません。あなたを自分の母親のような存在に置き、一生めんどうをみてもらう覚悟でいるということです。
このような子供みたいな大人には愛着障害といた病気が隠れていることもあります。
幼少期の愛着形成に問題を抱えたまま大人になってしまったケース。彼女だけでなく会社や友達との距離感も極端に感じることが多いのであれば、こういった病気の原因も否定できません。
社会から離れている時期があった
世間の常識やマナーは実際に経験して学ぶことがほとんどです。
例えば、多くの人はお葬式に黒い喪服を着ることくらいは知っていますが、細かい作法や葬儀のマナーについては経験を通して学んでいきます。
ようするに、必要になったときに調べて学んで自分の知識として習得するわけです。
しかし、いじめにあって不登校の時期があった、犯罪をおかして刑務所に服役していた、東大を目指して勉強ばかりしていたなど、何らかの理由で社会から極端に分離した時期があると、こういった『必要になる場面』が大きく減少します。
知らないことを学ぶ機会が減ると、おなじようにインプットする知識も減ります。
また、極端に社会から離れていると世の中のことに興味を持たなくなります。すると、香典と祝儀の違いすらわからない、税金や年金制度の仕組みを知らないなど、普通なら知っているようなことも知らない大人になってしまうのです。
精神年齢の低い彼氏とは別れるべきか
結婚を考えるのであればそれなりの覚悟が必要
結論からいうと、考えが全般的に子供っぽい男性、いわゆる子供みたいな彼氏との結婚生活は相当な困難が待ち受けています。
もし「すでに結婚を考えると不安だから別れたい」と少しでも思っているのであれば、思い切って別れることをおすすめします。
まず、結婚生活の多くに『話し合う』場面があります。例えば、子どもの人数、仕事と育児の両立、子どもの教育方針、嫁姑の問題、新居や引越しに関することなど。
このような重要な判断を迫られるときは、ちゃんと話し合える人かどうか、参考になる考え方を持っているか、そもそも的確な知識を備えているかどうかがとても大切になってきます。
交際中とは違い結婚生活では人生に関わる選択がたくさんあり、そのひとつひとつに責任が生じます。
そんなとき、一家の大黒柱として旦那と父親として頼れる存在がいないと、その結婚生活は大きなストレスでしかありませんし、幸せになれるわけなどありません。
また、ものごとが順調に進んでいるときはまだしも、なんらかのトラブルが生じたときに相談できる人であることはとても重要です。
例えば、子どもが近所の家の備品を壊してしまったとき、「そんなのどうでもいいでしょ」「テキトーでいいよ」「めんどくさいなあ」とあなたの彼氏は言いそうではありませんか?
もしそうなら、相当な覚悟を持って結婚する必要があります。というか結婚しないほうがいいです。
幼稚な考えは父親になったからといって治るわけではありません。考え方が幼い原因は幼少期にあるので、父親として責任が生じたから改善されると期待してはいけないということです。
もっと広い世界を見たときにどう思うか
これを『洗脳』と呼ぶのならそうかもしれません。
子供っぽいところ、赤ちゃんのように甘えてくるところ、考え方が幼いところ。なぜこの男はこんなにも精神年齢が低いのかというと、それはあなたと彼氏の2人だけの閉ざされた世界にいるからです。
客観的にみると意味不明な男なのに、なぜいますぐ別れないのか。それは心配で放っておけないからです。
まるで赤ちゃんのようなところが可愛いというわけではありません。「自分が理解して面倒をみてあげないといけない」という考えに『洗脳』されているということです。
幼稚園児のような行動をするたびに、まるでお母さんのように注意をしていませんか?
これは、あなたの母性本能が影響してこの世の中に自分と彼氏の2人しかいないと錯覚してしまっているために起こっています。
また、彼氏の幼稚な行動こそ本当の姿なわけですから、どこか自分に心を開いてくれている彼氏に応えなければならないという心理も働いていることがあります。
しかし、これはただの共依存の関係で長く続くことはありません。
もしあなたの目の前に紳士的で一般常識のある男性が現れたら、きっとすぐに目が覚めるはずです。まるで洗脳の霧がスーッと解けていくかのように。
ということは、時間を無駄にしたくないのであれば、いますぐに別れるべきということです。
日常生活に表れる幼稚な彼氏の特徴
ご飯の食べ方が汚い
- 口のまわりに食べカスをつける
- おかずをポロポロこぼす
- どんぶりのように掻き込むように食べる
- パスタをラーメンのように音を立てて食べる
- くちゃくちゃ音を立てて噛む
- 口を開けた状態で食べる
- 食べ物を口に入れたまま喋る
- すべての食べ物を前歯で噛む
食事のマナーがない
- 足やひじを立てながらご飯を食べる
- 食事中におならをする
- お茶碗のご飯粒を残す
- スマホを触りながら食べる
- ストローでブクブクして遊ぶ
- ジュースの氷で遊ぶ
- あわせ箸、刺し箸、寄せ箸をする
汚い言葉が大好き
- う◯こ、ち◯こが大好き
- 性器を連想するものを見るとはしゃぐ
- 食事中でも汚い言葉を話す
- う◯こ、ち◯こ、ま◯こと言って喜ぶ
公共の場は汚しても構わない
- ホテルのユニットバスをビチョビチョにする
- 一度しか使わない公衆トイレは汚して使う
- カラオケルームは散らかったまま退室する
- コンビニのゴミ箱に家庭用のゴミを平気で捨てる
- 「お金を払っているのだから」が口癖
言い訳ばかりする
- 素直に謝れない
- 「なんで?」「でも」「だってさー」が口癖
- 言い訳のすえ逆ギレする
- ものごとを途中で投げ出す
- 上司や同僚に反抗する
- 「もういい」「やめた」と被害者ぶる
- 「もう俺は死ぬ」「お前のせいだ」と批判する
お金にルーズ
- デートのたびに「お金を立て替えておいて」と言う
- 給料の大半をその日のうちに使ってしまう
- 彼女に奢ってもらうのが当たり前
- 貯金ができない
- お金がなくてもなんとかなると思っている
- 自分は大金持ちになる根拠のない自信がある
- いつも一括千金を夢見ている
他人との距離感がおかしい
- 初対面の人を呼び捨てにする
- 親しくないのに下ネタを話す
- 急に肩を組む
- 連続してLINEや電話がくる
- 急にピタッと連絡が途絶える
- 「俺たち友達だろ?」と言う
知らないことが多すぎる
- 有名な歴史上の人物を知らない
- 総理大臣の名前を知らない
- 弁護士と検察官の違いがわからない
- 円高と円安がわからない
- 1人で電車に乗れない
- 乗り換えができない
- 肉の種類がわからない
- 国民皆保険制度を知らない
- 年金制度の仕組みを知らない
- 新幹線の主要駅を知らない
- 祝儀と香典の違いがわからない
- 冠婚葬祭の服装がわからない
ドラマや映画の内容が理解できない
- ドラマのストーリーが理解できない
- 「いまの誰?」「どういうこと?」が口癖
- 海外ドラマの展開についていけない
- 登場人物の名前が覚えられない
- 知識が少なく点と点がつながらずポカーンとしている
店員にごうまんな態度をとる
- いつも偉そうにオーダーする
- メニューを指差して「コレ、コレだよ」と注文する
- 自分は客なんだという意識が強い
- 店員にタメ口で話す
- 何かとクレームをつけたがる
- 考えの一歩先を理解しないと怒る
ネガティブな言葉を口にする
- 「疲れた」「しんどい」が口癖
- 「お腹すいた」が口癖
- 「〇〇じゃなきゃヤダ」と駄駄を捏ねる
- 「今日のご飯これだけぇ?」とわがままを言う
自分で問題を解決できない
- 「どうしよう」「とう思う?」「どうしたらいい?」が口癖
- 壁にぶち当たるといつも逃げ出す
- 無断欠勤でその場をしのごうとする
- 退職したいと上司に言えない
- 話し合うことができない
- 道に迷ったら帰れない
- 「もうできない」「〇〇ちゃんやって?」とすぐ人に頼る
- 失敗から学ばない
相手の価値観を否定する
- 「所詮オンナだろ?」と女性蔑視する
- 相手に皮肉めいたことを言う
- 男と女では仕事の重みが違うと思っている
- 専業主婦を軽く見ている
- 他人の趣味を理解できない
- 自分がいいと思うこと以外は受け入れられない
- 他人の職業を否定する
赤ちゃんごっこを連想させる
- 「ねぇ〜」と甘えん坊の声で話しかける
- 悪いことをして笑っている
- 注意されることを待っている
- 食べ物で遊んだり部屋を汚して喜ぶ
- 石ころを蹴って遊ぶのが好き
- 疲れるから階段は登らない
決まりごとを守らない
- レストラン、美容室、ホテルの予約は平気で遅れる
- ファストフード店で注文せずに席に居座る
- 図書館の本は返却日を守らない
- 串カツのソースを3度も4度もつける
- 菜箸を使わず直箸でつかむ
- 食べ放題で料理を残す
- ホテルのバスタオルやパジャマも持って帰る