ああ無気力… やる気が出ないときは、こう考える

どんなに立派な人でも、目標を見失うことはあります。いまやっていることが無意味に思えてモチベーションが保てないときもあります。からだがだるい、気が重い、いつも眠くてやる気が出ない、無気力になるのはとても辛いことです。

しかし、幸いなことに、見失った目標はもう一度取り戻すことができます。ここでは、そのために考えるべきこと3つを理由とともに説明します。

01. いまやっていることをはじめた理由を思い出す

物事がうまくいかないときほど、いまやっていることが無意味に思えてしまいます。しかし、そんな無意味に思えることでも、それをはじめようと思った強い意志やきっかけがあると思います。

例えば、将来医者になるために医学部へ入学した、メジャーデビューするために下積みの生活を選んだ、企業に雇われずに生きていきたいから起業した、など、いまやっていることには必ず理由があるのです。

スムーズにいかないときほど、その初心を思い出してほしい。きっと、当時は新しいはじまりに胸がワクワクし、希望に満ちていたに違いありません。

もし、いま進むべき道に迷いそうになったら、その道を選んだときの「思い」「気持ち」「きっかけ」を思い出してください。そうすれば、また前向きに進むためのエネルギーがチャージされます。

02. 誰かのために頑張ること自体が目標となる

いまやっていることは、決して自分のためだけではありません。例えば、アイドルを目指している場合、一見自分の夢を追っているように思えますが、その周りにいるファンに喜びを与えるためでもあります。

子育てと仕事を両立するためにフリーランスになった場合、これも、自分がフリーランスとして生きていくためだけではなく、子どもとの時間をつくるためでもあります。

サラリーマンの男性は、いつも舞員電車に揺られながらも家族のことを思って毎朝Yシャツに袖をとおします。

あなたがモチベーションを保てなくなったら、一度「やるべき意味」や「目標」を、自分ではない周りの人に掲げてみてください。そして、誰かのために頑張ること自体が目標となれば、きっと、物事もスムーズに動き出します。

03. 新しい空気に触れてみる

目標を見失ってしまう理由は、いまやっていることに意味を見出せなくなってしまうから。しかし、実際にはちゃんと意味があります。けれど、うまくいかなかったりルーティーンのようにマンネリ化してしまうことで、その意味を考えるまで頭が回らなくなります。

そんなときのおすすめは、人に会うこと。他人の新しい考えや価値観は、目標を見失ったときの素晴らしい刺激になります。サークルへ参加してみたり、旅行へ出かけてみたり、できることはさまざま。まずは、新しい澄んだ空気を感じること。

新しい環境で得た刺激は、自分の道を突き進む起爆剤になるかもしれませんし、考えをあらためる材料になるかもしれません。あるいは、新しい目標ができるかもしれません。