アトピーの永久脱毛で知っておくこと 体験談から疑問を解決

アトピー性皮膚炎でも脱毛はできる

「わたしはアトピーだから」と脱毛を諦めていませんか?結論からいうと、アトピー性皮膚炎でも脱毛はできます。もちろん、乾燥肌や敏感肌などの肌が弱い人もできます。

実際にわたしはアトピー性皮膚炎ですが、全身脱毛をしています。しかし、脱毛箇所に炎症があると照射できません。治りかけのカサブタやステロイドによる色素沈着もNGです。なので、脱毛するときの肌は綺麗である必要がありますが、このような箇所を避けて照射することもできます。

ステロイドや塗り薬の使用は注意

ステロイドやプロトピック軟膏の外用薬を常用している場合は、医療脱毛のレーザーを吸収しやすくなることからヤケドのリスクが高まります。免疫力の低下により感染症のリスクもないわけではありません。このような理由からステロイドなどの薬を使っている場合はクリニックによってそれぞれ制限があるので注意が必要です。

わたしが通っていたクリニックは、脱毛予定日より2〜3週間前からステロイドを使わないようにと言われました。なので、1ヶ月前から普段より食生活を意識し、野菜と発酵食品を多めにとり、睡眠もたっぷり、そして保湿を徹底する、といったアトピーを最優先に考えた生活をしていました。当日スキンチェックでNGが出ては困りますからね。

このように、アトピー性皮膚炎の人でも永久脱毛はできますが、それぞれのリスクを理解したうえで自分に合ったクリニックを選ぶことが大切です。また、ときには努力や我慢も必要です。

しかし、アトピー性皮膚炎を本気で治したい!といったように、アトピーを治す目的で永久脱毛をおこなうなら、これは本当におすすめです。永久脱毛でアトピーが治るわけではありませんが、医療レーザー脱毛の行為はアトピーに影響しませんし、なんといっても毛失くす(減らす)ことによる恩恵はとても大きいです。

ちなみに、皮膚科や美容外科などの医療機関でおこなう脱毛のみを永久脱毛といい、エステの光脱毛は永久脱毛とはいいませんので注意してくださいね。

永久脱毛でアトピーは悪化するのか?

結論からいうと、レーザーを照射したことによってアトピーが悪化することはありません。実際にわたしは慢性化した大人アトピーを持っていますが、脱毛後にアトピーがひどくなったことはありません。

しかし、脱毛後はとても乾燥しやすいので、こまめに保湿ケアをしないと乾燥による痒みを伴う可能性があります。また、レーザーによって菌が侵入し毛嚢炎といったニキビのようなものができる可能性もあります。ただ、いずれもアトピーが原因というわけではありません。

ただ、脱毛機の種類によってはジェルやローションを塗ってから照射することがあります。もちろん最後にちゃんと拭き取りますが、アトピーの人はこれが残っていると痒みの原因になる可能性がありますので、念入りに拭き取るようにしてもらいましょう。

じつは医療レーザー脱毛のほうが安い

ミュゼプラチナムやTBCなどのエステ脱毛は1回あたりの料金が激安ですし、いつも心を奪われるキャンペーンを開催しています。しかし、これらのエステ脱毛はレーザーではないので医療レーザー脱毛と比較すると効果は低いのが事実。となると、1回あたりの値段が安くても通う回数が多くなれば支払う金額は増えます。また、時間もかかります。

そのぶん医療レーザー脱毛は1回あたりの料金がエステ脱毛よりも高め。しかし、1回あたりの脱毛効果がまったく違うので、少ない回数である程度きれいになります。

アトピー性皮膚炎の人は肌の負担となる照射行為と、それに備えるストレスをできる限り少なくすることが大切です。そういった面でも医療レーザー脱毛を選ぶべきですし、もちろん最終的に支払う金額面でも医療レーザー脱毛のほうがおすすめです。

エステ脱毛ではなく医療脱毛を選ぶ理由


© Freepik.com

ここまで医療レーザー脱毛を前提に話してきましたが、まだエステの光脱毛と迷っている人もいるかと思います。

しかし、ミュゼプラチナムやTBCといったエステ脱毛は「美容行為」、リゼクリニックや湘南美容クリニックといった医療脱毛は「医療行為」。ということは、アトピー性皮膚炎があるなら迷わず医療行為の医療脱毛を選ぶべきです。

まず、大手の美容クリニックは初めにコンシェルジュや看護師さんがしっかりとカウンセリングをおこなってくれます。アトピーやこれまで服用した薬など、不安なことがあればこのときに伝えておけば問題ありません。つぎに、その内容をもとに医師が診察します。ここで、脱毛をして大丈夫なのか、その際のリスクや注意点は、もしダメならどのような手段があるかなど、医師の立場から説明があるはずです。

医療行為なので無責任なことは言いませんし、利益優先の勧誘はもちろん、お金儲けのために答えが変わることもありません。また、実際にレーザーを照射するスタッフは看護師さんなので、肌の状態を細かくチェックしながら照射してくれます。国家資格が必要ないエステ脱毛より安心ですし、なにより万が一のトラブルにも対応できる知識と体制があります。病院なんだから当たり前なんですけどね。

アトピーの人は痛みが強いのか?

アトピー性皮膚炎の人は普通の人よりレーザーによる痛みが強いと思いがちですが、実際は関係ありません。しかし、肌が乾燥していると水分が足りないぶん刺激は強くなります。レーザーによる痛みを極力少なくするには、肌の表面だけでなく内部までしっかり保湿しておくことが大切!これでだいぶ違います。

また、痛みの強さはレーザー脱毛機の種類により異なります。「バタン」と花火が当たるような痛みはYAGレーザーあたりです。最近ではバルジ領域にアプローチするメディオスターが多くなり、こちらはYAGレーザーより痛くありません。

このように、脱毛機によって痛みや刺激を抑えることができるので、クリニックを決めるときには脱毛機が選べるかどうかも重要なポイントです。

「そのまま」がいちばんアトピーに悪い


© Freepik.com

カミソリでケアしたあとの表面はデコボコ、半日すればジョリジョリしてきます。しかし、脱毛の場合は毛根から抜けてくるので表面はツルツル。

これがアトピー性皮膚炎を治すには脱毛がおすすめな理由のひとつです。というのも、シェービングによるジョリジョリ感は、短い毛が肌を刺激しあう証拠です。また、T字やI字のカミソリは皮膚の表面を削りながら毛を剃っていきます。なので電気シェーバーより深剃りが可能なわけですが、これにより微量の出血をともなうほどのダメージがあるのも事実です。

肌を刺激しないように花粉やハウスダストに気をつかっても、自らシェービングで傷つけてしまっては意味がありません。

脱毛することによりシェービングの必要がなくなり、肌への負担が大幅に軽減されます。また、汗や湿気のムレによる痒みも改善できます。

どんな部位でも自分が不要と思えばそれはムダ毛です。そして、ムダ毛は生えているだけでかなりのストレスを生じます。わたしが永久脱毛で得た一番のメリットは、このストレスから解放されたことです。これは、精神面でもアトピーにとってメリットであると思います。

Copyright of images : © Freepik.com