ヒバ油がアトピーに効果あり!かゆみを治す使いかた

慢性的な大人アトピーの症状に悩む

大人のアトピーは簡単に完治するわけでもなく、なんとかして日常生活を工夫すること。そして、なるべくステロイドに頼らずいい状態をたもてるかどうかではないでしょうか。

もちろん常に保湿は気をつけていますし、野菜を多く摂る食生活やストレスケアにも気をつかっています。しかし、それでも赤いポツポツしたかゆみが完全におさまるわけではありません。また、油断するとアトピーが悪化することだってあります。

そんな良くなったり悪くなったりするアトピー、ストレスは365日休むことはありません。

そもそもヒバ油とは

あまり知られていないひば油。ひば油とはヒバという木から抽出された天然の油で、すぐれた抗菌、防虫、保湿作用をもつ万能オイルです。

ひば油に含まれるヒノキチオールなどの成分がカビや黄色ブドウ球菌などを抗菌する効果があり、カビやダニの抑制はもちろんペットやにおいの消臭、アトピーの改善にも効果があるといわれています。

ちなみに青森県では昔から使われている定番アイテムだそうです。

ご存知のとおりアトピー性皮膚炎の肌は抗菌と保湿が重要です。なので、このヒバオイルの効能はアトピーの肌に最適というわけです。

ではひば油はどこで買えるのでしょうか。

ひば油は アマゾンヤフーショッピング で買えます。最初は少ない量のものを買って、もし合いそうだったら普通サイズを買うことをおすすめします。

ひばオイルは1回の使用量が数滴なので、100mlで1ヶ月半ほどもちます。

ヒバオイルの種類


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青森県産のヒバ油には、原液のひばオイルと水溶性のナノヒバオイルがあります。

ひば油とナノヒバオイルの違いは、ひば油 が原液のままなのに対して、ナノヒバオイル は乳化剤やエタノールを配合し水に溶けやすくしたものです。なので、いずれも効果的には変わりませんが、希釈の割合が変わります。

ちなみに、アトピー治療のひとつとしてヒバ油を使用するならナノヒバオイルではなく原液のひば油をおすすめします。というのも、ナノヒバオイルはアトピー肌にとって刺激的なエタノールが入っているからです。ヒバオイルの効能をよりシンプルに実感するには、原液のひば油を水で薄めて使用するのが一番です。

アトピー性皮膚炎に期待できるヒバオイルの効果

  • 炎症によるかゆみがおさまる
  • 頭皮のフケやかゆみがおさまる
  • 使うたびに効果を実感できる
  • 毎日使うことで悪化を抑制できる
  • 薬のような副作用を気にしなくていい
  • お風呂に入れることで手間なく全身に使える

しっかりと解明されていないそうですが、アトピー性皮膚炎の人は肌の常在菌バランスが崩れています。そして、肌の悪玉菌には黄色ブドウ球菌があり、これが毒素をつくりだし痒みを発症させます。

アトピー性皮膚炎を治すには、この黄色ブドウ球菌を減らすことが大切というわけです。ヒバオイルがアトピー性皮膚炎に効果的なのは、黄色ブドウ球菌などの抗菌性が非常に優れているからではないでしょうか。

ひば油だけでアトピー性皮膚炎を完治させることはできませんが、毎日使うことによって症状の悪化を予防できますし、痒みや炎症が少しでも落ち着けばアトピーによる精神的負担もだいぶ軽くなります。

お風呂の湯船に2〜3滴いれる

子どもはもちろん、慢性的な大人アトピーの特徴である猛烈なかゆみを伴う湿疹、これって本当につらいですよね。わたしは仕事が忙しいとき、ストレスを感じているとき、食生活が偏ってしまったとき、甘いものをとりすぎたときに、よくこの細かくてボコボコっとした湿疹を発症します。

そんなアトピーがひどい状態でお風呂に入るのはとてもおっくうで、本当につらく憂鬱です。お湯の温度でからだがあたたまり血流がよくなってたちまち全身にかゆみが発症、それにくわえ肌についた水分と外気との温度差で、患部が乾燥しさらにかゆみが増します。

わたしはお風呂の浴槽にヒバ油を2〜3滴いれて入浴、毎日全身にまんべんなく使うことを考えています。

すると、最初に実感するのがお風呂上がりの肌がしっとりすること。この保湿効果だけでかゆみが改善する人もいるかもしれません。

しかし、ヒバ油のお風呂に入ると、いつものようなお風呂あがりのかゆみが少し落ち着くだけでなく皮膚の乾燥もいつもよりラクです。ポカポカっとしながら、なんだか全身が保護されているような感覚です。

なので、お風呂あがりの敏感な肌をバスタオルで刺激するあのとても苦痛な作業も、あまりストレスなくおこなえます。この感覚は セタフィル レストラダーム の効果と少し似ています。

仕上げに 保湿剤 を全身にまんべんなく塗っておわりです。

つぎに、使ううちにアトピーが良くなっていると実感します。ひどい湿疹がヒバ油で治るわけではありませんが、少なくとも悪化することはなくお風呂による痒みやヒリヒリ感もなくなるので、アトピー性皮膚炎には合っているのだと思います。

アトピーの改善には肌の抗菌が大切ということは知っていて、これまでは無添加せっけんで洗っていました。もし、いつもお湯につからないのであれば手のひらに数滴出したヒバ油を全身に塗っていき、最後にすすぐといった方法もおすすめです。

シャンプー終わりに頭皮へ

頭皮の湿疹やフケによる乾燥とかゆみって、本当になかなか治りません。シャンプーをコラージュフルフルに変えてみたり、ミノンやキュレルといった低刺激のものを使ってみたり。それで改善すればいいのですが、わたしはこれでも効果がなくお手上げ状態でした。

わたしはヒバ油をシャンプーのあとに数滴たらします。そして頭皮全体を揉むようになじませていき、さいごにすすいで完了です。

しかし、原液のままだと刺激が強すぎるので少し工夫が必要、なのでわたしは自家製のひば油スプレーをつくっています。

ひば油スプレーの作り方は、水とナノヒバオイルをスプレーボトルに入れて軽く振るだけ。割合は100mlの水に対してナノヒバオイルを5〜6滴といったところです。わたしは用途によって少し割合を変えていますし、そこまで正確にはかる必要はありません。

ちなみに、スプレーボトルはダイソーやセリアといった100円均一で販売しているアルコールOKのものを使いましょう。

あらかじめひば油スプレーをつくっておけば、あらゆる用途で活躍します。

頭皮のかゆみを抑えたい人は、シャンプーおわりにひば油スプレーを頭皮に噴射し、全体になじませたらすすぎます。また、かゆいところだけにスプレーし部分的に使うなど、より手軽にひば油の恩恵を受けることができます。

とても香りがいいのでリラックス効果もあり、頭皮やリンパのマッサージにも使えます。

頭皮の湿疹、かさぶた、ジュクジュクキズといったアトピーの症状が慢性化するのは痒くなってかいてしまうから。そして、痒くなる理由は乾燥するから。ヒバオイルで最初に実感する効果はこの乾燥をふせぐしっとり感です。

わたしは、ビバオイルを頭皮に使用するようになって以前より痒みがおさまりましたし、フケも出にくくなりました。

いろんな市販のシャンプーを試したけれどフケが改善されない治らないといった人もビバオイルは効果的のように思います。

まずは10mlのヒバ油でお試し

ひば油をアトピー性皮膚炎や肌トラブルの改善に使う人ってまだ少ないのかもしれません。もちろん効果に個人差があるように副作用のような症状があらわれる可能性も否定できません。

しかし、少なくともわたしはヒバオイルを毎日少しずつ使ううちに肌のカサカサが改善され、それに伴って痒みも減りました。気づいたら赤い湿疹の色も薄くなっていた、なんてこともあります。

10mlのひば油は500円ほどで買えるので、気軽に試せるのもうれしいですね。

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