銀河街の悪夢 セカオワ深瀬が伝えたいこと

もともとパニック障害を患っていたSEKAI NO OWARIの深瀬。

このような病気(神経症)は精神科の処方薬に頼りきるより、自分のちからで考え方のクセを修正していくほうがよっぽどラクになります。

深瀬がそのことに気づいたときのこと、それはどういう意味なのか。いま精神的につらい人にとって、この「銀河街の悪夢」にはとても重要なメッセージがあります。

「今を生きる」こと

明日を夢見るから今日が変わらないんだ
僕らが動かせるのは今日だけなのさ
今日こそは必ず何か始めてみよう

このフレーズが意味するのは、「過去や未来にとらわれることなく今を生きる」ということです。

わたしたちは過去にとらわれています。いまのつらい状況をつくった出来事をうらんだり、誰かのせいにしたり。そうやって、自分にいいわけをすることでその場をしのいでいます。

そして、将来が不安でしかたありません。この環境がずっと続くのではないか、他人と比べて引け目を感じる、生きていく自信がない。まだどうなるかわからない未来のことを考えて不安を感じています。

「ああなったらどうしよう」「あの頃はよかったなぁ」「いま苦しいのはあの出来事のせいだ」つらい状況にあると、このような思考が頭をめぐります。

しかし、過去は変えられません。そして、今を生きなければ未来は変わりません。

過去を受け入れることができれば前に進むのは簡単です。また、幸せな未来を築きたいのであれば、今を生きるしかないわけです。

この「過去」と「未来」の不安を捨てることができれば、わたしたちはずいぶんとラクになります。


© jus10h

「自分と他人を許す」こと

自分や他人に対して否定的に考えていては、自分が苦しいだけです。

誰かのせいにすることで自分は正しいと思えるかもしれません。自分が被害者と思えば納得いくこともあります。

しかし、いまのつらい状況を変えるには他人を受け入れること、きっかけとなった人を許すこと、等身大の自分を受け入れることが必要なんです。

このような考え方は認知行動療法のひとつで、うつ病や不安障害といった神経症の治療に効果があるのも事実です。

そうさ誰のせいでもなくて僕の問題だから
僕のことは僕でしか変えることができないんだ

このフレーズが伝えたいことは「誰が悪いわけでなく、誰がいいわけでもない」けっきょくは自分の考え方しだいということです。

Copyright of lyrics : © Fukaseimages : © jus10h