メンタル弱い彼氏と今すぐ別れるべき理由

共依存のリスクがある

精神的に弱い男性は自分に自信がなく寂しがり屋。その心を満たすためつねに彼女を欲していることが多く、慢性的な恋愛体質でもあります。

いつもあなたと一緒にいたがる、友達よりもあなたである彼女を優先するあなたの友達に嫉妬する、あなたが友達を優先すると怒る

もし、これに近い行動があれば、彼は確実にあなたへ依存しています。

そして、このような男性は付き合ったら一途という一面があり、場合によってはこれまで以上に愛されていると実感するかもしれません。

これまであまり恋愛経験がない、自分にコンプレックスを抱えている父親からうまく愛情を受けられなかった、といった女性ほど不確かな愛情にのめり込みやすい傾向があります。

その付き合いが共依存となれば簡単に別れることができなくなります。また、それぞれの苦しみを互いにシェアしてしまい、精神疾患が発症するリスクもあります。

すでに共依存であると気づいているのなら少しでも早く別れること、そうでなければ適度に距離感をたもったうえで付き合うことが大切です。

あなたは彼の母親ではない

基本的にネガティブで気分の起伏が激しい、感情に波があるのもメンタルが弱い男性の特徴です。

社会の刺激に打たれ弱くストレスを溜めやすいため、心許せるあなたには弱音を吐くこともしばしばあるでしょう。

彼は本当につらいのかもしれませんが、心の底ではかつての母親のように、あなたに甘えて「大丈夫」と言ってもらいたいのです。

しかし、あなたにも仕事や人間関係があるので、いつも同じように話を聞いてあげるわけにはいきません

期待どおりの答えが返ってこないと機嫌が悪くなる、暴言を吐く、他人のせいにする、自殺をほのめかす。きっとこのようなシーンも経験していると思います。

あなたは母性本能が強いのだと思いますが、あくまで相手は彼氏=恋人であって、あなたの子どもではありません。

このような男性と将来のヴィジョンが描けるか、結婚して大丈夫か、子どもの父親として頼れるか。もう一度あらためて考えるべきです。

別れは彼のためでもある

あなたはメンヘラ彼氏に疲れていると思います。なのになぜ別れないのか、それは彼のことが心配だからではないでしょうか。

精神的に弱い男性の多くは社会との繋がりが薄く、趣味や友達も少ない。唯一の繋がり(支え)が彼女ということは決してめずらしくありません。

だからといってあなたが別れを躊躇する理由にはなりません。それに、彼はあなたに見捨てられたと悲観するかもしれませんが、結果的に正しい判断だと気づくはずです。

いつも頼っていたあなたが急にいなくなるわけですから、意地でも自分の力で解決しなければならなくなります。

もしかしたらそのショックで心を病んでしまうかもしれません。しかし、彼が自分という人間を知るきっかけになれば、その別れは意味のあるものになります。

その恋愛はいつか破綻する

メンタルが弱い男性の代表的な特徴は自尊心と自己肯定感が低い、いわゆる自分に自信がないところ。それゆえに自分という人間に芯がなく、考え方はぶれぶれ、絵空事のようなふわふわした幼稚な思考を本気でつらぬくような特徴があります。

もし、あなたが健全な考え方を持つ人であれば、そんな彼を片方では応援しつつ本心では疑念を抱いているに違いありません。

では、長続きする恋愛の特徴とはなんでしょうか。それは、お互いが精神的に自立していて、かつ互いに尊重しあえる関係であること。それぞれの趣味や価値観を受け入れ、すべてを求めすぎないところもそうでしょう。

ある程度の軌道修正や他人の意見を受け入れることができるようであれば、「メンタルの弱い部分も含めてあの人だ」と受け入れていいかもしれません。

しかし、現実的でない考え方を他人に押し付ける、あなたの価値観を否定する、自分の考えを否定されたり思いどおりに事が進まないとヒステリックになる、もしこのようなケースに当てはまるようであれば、その付き合いは健全とはいえません。

その場合、近い将来に必ず別れが訪れます。

あなたは目を覚ますべき

あなたと彼氏の人生は全くの別もの、切り離して考えなければなりません。

一緒に過ごす時間が長いと目の前の景色や近い未来でさえふたりの色に染まってしまいがちですが、それはただの錯覚です。

あなたはこの先の人生でもっと素敵な男性に出会うかもしれません。しかし、いまの彼氏と過ごす時間が長いほど、新しい幸せ、いわゆる本当の幸せを手に入れることは難しくなります

人は目の前のことでいっぱいになると、視野が狭まり判断力が低下しがち。いまの彼氏や付き合い方について友達や家族に相談するなど、もっと客観的な意見を聞くべきです。

あなたも、いまの生活がすべてではないということ、彼氏の人生にあなたが関わる必要はないが、目を覚ます必要は場合によってあるということを理解しなければなりません。